部屋探しのための基礎知識⑤重要事項説明書と賃貸借契約編

お役立コラム

重要事項説明書と賃貸借契約のチェック項目

1.重要事項説明書をチェックする


重要事項説明書とは、物件概要や契約内容を詳しく記載した書類です。


不動産会社は、賃貸借契約を結ぶ前に、この重要事項説明書を入居者に交付する義務があります。


重要事項説明書は、契約書と重複する内容も含んでいますが、非常に重要な書類です。


不動産会社は、重要事項説明書を入居者に交付する際に、その内容を入居者に説明する義務があります。

このとき内容を説明するのは、一定の資格を持った人(宅地建物取引主任者)が主任者証を明示して行わなければなりません。


重要事項説明書の内容を聞いているときに、疑問が出てきたら、その場で質問してください。


そして、最終的に納得してから、契約手続きに入ってください。


また、定期借家契約(更新のない賃貸借契約)の場合、ここで必ず説明があります。


定期借家契約は、期間が満了になると契約終了ということになりますが、互いに合意すれば再契約できますので、十分に説明を聞いてください。



2.契約書は納得してから署名する

賃貸借契約書には、すぐに署名・押印するのではなく、不動産会社に分からないところを質問して、納得してから署名・押印するようにしてください。


賃貸借契約書を結んだ時点で、契約のキャンセルは原則的にできなくなるからです。


例えば、契約を結んだが、後日気が変わり、入居前に契約をキャンセルしようとしたとします。


入居前であっても契約は始まっているわけですから、通常の場合、礼金・仲介手数料は入居者には戻ってきません。

入居者には、基本的に敷金が戻ってくるだけです。

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